2023年のイベント
新しい催し物ほど上に来ます
Die neueste Veranstaltung kommt ganz oben.
The newest event comes above.
赤タイトルは石川日独協会のイベント(共催を含む)です
Veranstaltungen in rot sind unsere eigenen, inbegriffen auch Mitveranstaltungen.
Events in read are our own events, co-sponsered is also included.
黒タイトルは後援・支援団体や石川日独協会会員やその他のドイツに関するイベントです
Veranstalungen in schwarz sind die von anderen Organisationen.
Events in black are those of other organisations.
イベント情報をお持ちのかたは情報を事務局にお願いします
石川日独協会法人会員である家倉平八氏はエティエンヌ・ドゥレセール (Étienne
Delessert)の書いた子供の絵本を翻訳しておられます。 エティエンヌ・ドゥレセール
(1941年1月4日ローザンヌ生まれ)はスイス人です。独学で、グラフィックアーティスト、イラストレーターになっ芸術家です。アニメーション『ヨク・ヨク』シリーズやウジェーヌ・イヨネスコとの共作『ストーリー1、2、3、4』、児童心理学者ジャン・ピアジェとの共作でも知られています。彼の作品は、子供に疑問を抱かせるような奇妙な物語を用いて、子供の心を広げることに重点を置いているそうです。彼は自分自身を何よりもまずストーリー・テラーとしている。彼は、主にデジタル・メディアと手描きのスケッチを組み合わせた創作活動を行っています。2006年、2010年と2年連続で国際アンデルセン賞の最終選考に残り、その功績が認められています。家倉平八氏は『ヨック・ヨック』全シリーズの日本語訳の版権を買い取り、伊江倉 藍というペンネームで訳しています。イエスコーポレーション(Tel.076-291-7786)で購入が可能です。また県立図書館などでも読むことができます。ご興味があれば是非お読み下さい。家倉様は角の店というお好み焼き屋を金沢で開き、古い商店街を守る活動をしています。このお店にも全冊が置かれています。
2023年の新年挨拶
石川日独協会 西嶋義憲会長の年頭のご挨拶
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
新型コロナウィルス(Covid-19)も収束に向かっています。日本以外の世界はウィズコロナの生活にシフトしています。昨年8月末に学会発表でチェコのプラハに行ってきましたが、そこではすでに日常を取り戻し、みんなマスクのない生活を送っていました。一方、日本ではいまだに相変わらずテレビなどの大手メディアのニュースでは感染者数を示して蔓延していることをあおっています。しかしながら、感染者数はPCR検査陽性者のことで、発症者数とは異なります。発表される死者数にしてもPCR検査で陽性となった場合をすべて新型コロナによるものと算定しているだけで、実数とは限りませんし、そもそも年齢を示していません。そのように私は考え、今年は対面での活動を積極的に行っていこうと思います。
新年最初の行事は新年会を兼ねた映画の鑑賞会でした。アドルフ・ムシュクという作家の生涯に焦点をあてたドキュメンタリーでした。久しぶりの対面の行事で、会員の方々とじかに話し合うことができました。これこそが本来の石川日独協会の活動による交流だと再認識できました。これまで2年間、対面を避け、行事や話し合いはオンライン開催でした。たしかに、画面を通した話し合いでも、実質的な内容のやり取りはできます。しかし、それは画面を通しているため、極めて形式的にしか感じられません。人間の本来的な心の交流からは程遠いと言わざるをえないものです。それを、年頭の行事で元に戻しました。今年からやっと普通の、当たり前の交流をしていきます。月に1回は何らかの形で会合を持ちたいと思いますので、皆さまの積極的なご参加を期待しています。
2023年12月25日
クリスマスコンサーチ
コロナの前までは石川日独協会の共催として、ピアニスト淺田真弥子様のコンサートを案内してきましたが、このたびコンサートの案内が送られてきましたので、皆様にも御案内いたします。詳しくはチラシのコピーをご覧ください(楠根)。
2023年10月
野口 薫先生編集による
ヴェルナー・シャウマン遺稿集『あそびをせんとやうまれけむ』(風詠社)がこのほど出版されました。スイスの作家ムシュク先生を伴い、石川日独協会になんども来られて、講演や通訳などして下さった野口先生のご主人の遺稿集が、野口先生から送られて来て、それを読見ました。日本文学の言語分析に遊びと厳しさを読むことができます。外国文学を研究する人、通訳を目指す人などに、非常に示唆の富むことが書かれています。私は昔、野口先生とシャウマン先生と東京でよくご一緒したことがあります。シャウマンさんは人間として、ユーモアと余裕とSpielraumのある方でした。社会を斜めに見るというか、彼は現代における生き方の芸術家であり、サムライでした。この意味で生き方の書としても読めます。早く亡くなられたことをとても残念に思います。その シャウマン先生の遺稿集を出版された野口先生の彼に対する深い愛情と人間性の共感を感じます。是非皆様に読んで頂きたいと思います(楠根)。
October 20th, 2023
EU-JAPAN Friendship Week 2023
Special Lecture by Dr Jean-Eric Paquet, Ambassador of the European Union
to Japan
Venue: Central Library of the Kanazawa Universisty
Lecture time: from 1:00 p.m. to 2:30 p.m.
lecture title: EU-Japan Relations in a changing world
Language: English (without interpretation)
This lecture will be given as a lecture of the central library of the Kanazawa
University. General public is welcome to attend. Attendance at the lecture
is free of charge.
問い合わせは参加その他問い合わせは金沢大学中央図書館まで。
講演のの様子はhttps://www.kanazawa-u.ac.jp/news/131285
をご覧下さい。
10月19日
石川EU協会主催、
共催団体 石川日独協会、金沢日仏協会、福井県日独友好協会
後援団体 駐日欧州連合代表部、金沢青年会議所、金沢経済同友会
駐日欧州連合代表部大使ジャン=エリック・パケ(Jean-Eric Paquet)閣下の講演と歓迎会
駐日EU 大使をお招きして、EU と世界、EU と日本について話して頂きます。G7 やウクライナ・ロシア紛争、世界から多くの難民を見るにつけ、安全保障や経済に関してEU が果たす役割の大きさを実感できます。是非とも皆様のご来場をお待ちしています。
講演会だけのご参加も歓迎いたします。
石川 EU 協会会長 楠根重和 (金沢大学名誉教授)
講演会会場 金沢港クルーズターミナルの二階にあるセミナールーム。
講演は英語で行われますが、日本語の通訳は大使館の通訳官によって行われます 。
この講演会は石川EU協会会員および、他の国際交流団体、および一般市民の方で10月10日まてに予め申し込まれた方に限られます。合わせて80名で締め切らせて頂きます。講演に参加する人は上記の石川EU協会の公式メールアドレス、ishikawaeu@gmail.comを使って、住所・氏名・電話番号を記入の上で申し込んで下さい。
講演会は無料です。どなたでも参加できます。
講演会 開場17時、講演開始17時30分、講演終了18時30分
講演のより詳しい内容は分かり次第アナウンスします。
歓迎会も申し込まれた方は先着順で60名様、どなたでも参加できます。
:金沢港クルーズターミナル 2階「レストラン・BAY ARCE
(ベイ アルセ)、18時30分より20時30分まで
〒920-0332石川県金沢市無量寺町リ-65,
電話076-214-4464
・参加費 食事代、5500円(フルコース料理)現地でお支 払い頂きます。飲み物代は各位別途お支払い
下さい。
・参加申込 氏名・住所・電話番号をご記入の上,10月10日 (火)までに石川EU協会 公式メールアドレス
ishikawaeu@gmail.comにお申し込み下さ
い。
講演と歓迎会の両方とも申し込む方はその旨メールで書いて頂ければ、一つのメールで対処させて頂きます。
9月21日から24日まで
石川日独協会後援
「母と娘の物語」=ハイル・ターイハ=(シリア、クルド) 『公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3』参加事業 ITI「紛争地域から生まれた演劇シリーズ」15周年・地域連携プロジェクト
〜砂漠に生きるアラブの母娘が “私のいま” を打つ! 〜 〈母と娘の物語〉=ハイル・ターイハ=(シリア、クルド) 原作=アドナーン・アルアウダ(シリア)
翻訳=中山豊子 演出=岡井直道 出演=下條世津子、小野寺里穂、伊藤のどか、小石川武仁、木林純太郎 会場:スタジオ犀 【日時】 9月21日(木)19時30分開演
9月22日(金)19時30分開演 9月23日(土)13時開演、17時開演 9月24日(日)14時開演 ■作品について 「土着の根深い因習と近代化してゆく社会、厳しい自然に翻弄されながらも強い意志で同調圧力を破り、人生を切り開こうとする母娘二代を描いた作品(中山豊子)
娘の名はハイル(馬)、母の名はターイハ(さすらい)。ベドウィン族とクルドの間に生まれたハイルが因習と現代的生活のはざまで揺れながら成長し、女性として自立する姿を、音楽や詩をふんだんに用いて描く語り物。多様性の中に「シリア」のアイデンティティを探る作家の真骨頂。クルド語交じりのアラビア語で書かれ、2008年出版。2015年にはパレスチナのイエス・シアターによりアラブ演劇祭(※)で初演され、カースィミー賞を受賞した。
原作者アドナーン・アルアウダ(Adnan Alaoda、シリア) 1975年生まれ。ダマスカス高等演劇芸術学院でパフォーミング・アーツ、ダマスカス大学でジャーナリズムを学ぶ。詩人、作家、テレビ・映画の脚本家、劇作家。2011年3月、ダマスカスで行われたアーティスト、作家、ジャーナリストらによるデモに参加して捕らえられ、アサド政権支持を表明するように要請された。これを逃れるため国を出て、現在はUAEで活動を続けている。
【料金】 一般:2,500円 高校生以下:1,500円 当日精算/全席自由 【ご予約・お問合せ】 E-mail: theaterangelus@gmail.com
Tel: 080-3271-3204(西) Web予約:Peatix https://price.at/EQNIez *メールでお申し込みの際は件名を「紛争地域から生まれた演劇14申込」として以下5点を明記のうえお送りください。
①氏名・ふりがな ②希望日時 ③人数 ④電話番号 ⑤ititicket@gmail.comから受信可能なメールアドレス 【staff】 舞台監督=本庄亮
照明=松本徹(照研) 作曲&音響=池田洋一郎 演奏(録音版)=常味裕司(ウード)・和田啓(レク) 歌(録音版)=大城みほ、松本泰子(歌) 美術製作=林一平
舞踏指導=松本拓也(金沢舞踏館) 〈母と娘の物語〉より ・この世の中よ暗黒になることなかれ ・平原を見渡せる私の目よ 曇ることなかれ ・(預言)あなたの顔は石、あなたの声は麻酔、そして30歳になる前に死ぬ。
・あなた方の子息を許すことは神に誓ってしない。 流れた夫の血が許さない。 ・彼女の家の明かりすべてが消えた。暗い中で暮らし……一言も発しなかった。
・家の前で焚き火をしてダハの踊りを踊った。 ・あなたはパレスチナの戦いに戻るつもりなの? 私たちは 旅する アラブ 岡井直道(Naomichi
OKAI) Theater Angelus 2-20-5,Kasamai,Kanazawa-City, Ishjkawa-PRF.JAPAN
8月28日(日)第41回ライン祭の案内です。
ライン博士顕彰会と白山市の日独交流を支えてきました。そこで石川日独協会の方にも御案内させて頂きます。 式典と記念イベントとは会場が異なることに留意下さい。
「第41回ライン祭」を下記のとおり実施いたしますので、猛暑の中でもあり、またご多忙のこととは存じますが、ご臨席賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
なお、今回のライン祭は、先ごろ逝去されたラウンハイム市長トーマス・ユーヘ氏、白山市長山田憲昭氏の追悼も併せて実施したいと思いますので宜しくお願い致します。
記
式 典
・日 時 8月28日(月)午前9時~10時
・会 場 ライン博士顕彰碑前
記念イベント
・日 時 8月28日(月)式典終了後~12時頃まで
・会 場 白山恐竜パーク白峰
・内 容 1、記念講演 講師 未定 参加自由
2、化石発掘調査体験 白嶺中学校1年生
・式典の会場について(雨天時)
式典はライン博士顕彰碑前で開催されますが、雨天の時には、顕彰碑の前にあります石川県手取川総合開発記念館2F(赤い屋根の建物)で開催されますので宜しくお願いします。
・服装について
今回のライン祭の式典は、ライン博士の顕彰と併せて、ユーヘ氏山田氏両名の追悼が行われますが、残暑も厳しい時期であり、服装については、例年と同様な服装(ノーネクタイでもかまいません)でご出席頂くようよろしくお願いいたします。
この様な活動が手取川流域世界ジオパーク認定に繋がったことを、ライン博士顕彰会顧問としてとても喜んでいます(楠根)。
この様な活動が手取川流域世界ジオパーク認定に繋がったことを、ライン博士顕彰会顧問としてとても喜んでいます(楠根重和)。
参列者には第41回の『ライン祭』という研究雑誌が配られた。この式典には石川日独協西嶋会長も参加しました。
8月20日(日)石川EU協会の催し物ですが、石川日独協会の方にも御案内させて頂きます。
石川EU協会講演会と総会
講演題目
新冷戦構造。世界は混沌としていて、大きい。戦争が起こっていても、私たちは日常を生きる。常任理事国が戦争を始めると、国連は機能しない。他に平和構築の対案はあるの。これからの世界情勢について。
講師 楠根重和(石川EU協会会長・石川日独協会名誉会長・金沢大学名誉教授、専門はマスメディアと国際政治)
講演会場 金沢大学サテライト・プラザ(金沢市西町教育研修館)3階集会室 (全面使用)
金沢市西町三番丁16番地 Tel 076-232-5343 Fax 076-232-5383 このサテライトプラザは西町研修館と言って、北陸中日新聞によると「国の文化審議会は二十二日、金沢市の名誉市民で建築家の故谷口吉郎氏が設計した、市西町教育研修館(旧県繊維会館)を国の有形文化財に登録するよう答申した。市によると、市内での国登録有形文化財は百十六件目。西町教育研修館は一九五二(昭和二十七)年に完成。鉄筋コンクリート造三階建て地下一階。八三年に金沢市が取得し、八四年に改修。八五年から中央公民館として利用し、二〇〇二年からは今の教育研修館として利用されている。端正なデザインと上階の張り出し、外室石張りなどの地域性、照明に蛍光灯を多用した天井空間などが特徴的で、谷口氏の戦後の作風をよく示す初期の作品として貴重だという。」
講演会はどなたでも参加できます。申込みも必要ありません。講演会の参加は無料です。
講演会 開場 12時00分
講演開始 12時30分
講演終了時間 休憩時間を含み14時時15分
石川EU協会総会
総会参加は石川EU協会のメンバー、もしくは 新たに会員になる方に限ります。
総会開始 14時30分 総会終了 15時00分
8月7日 石川日独協会元会長、横浜日独協会名誉会来沢
日航ホテルで歓迎会を行った。とてもお元気で、精力的に活動されている話しを伺うことができました。藤村理事の自叙伝も関心を持って読まれていた。日南田理事は富山から駆けつけて下さいました。岡井理事は精力的にシリアに住む少数民族のクルド人を扱う演劇を来月金沢で上演します。是非とも皆様ご覧下さい。
7月の横浜日独協会会誌Der Hafen Nr.87 に石川日独協会元会長の早瀬 勇先生が座長をしておられる日独フォーラムの催し物に関する記事と、そのフォーラムについての楠根重和名誉会長のコメントが掲載されていましたのでここに再掲させて頂きます。
6月24日(土) 劇団アンゲルスの催し物です
いよいよ、今週末です。
スタジオ犀でのパフォーマンスを観たい方はDMより申し込みください!
6月24日(土)
◆14:00~16:00
劇場公演 & 交流会
(伝統舞踊などの交流会)
¥1,500
会場:スタジオ犀
場所 劇団アンゲルスのスタジオ犀: (金沢市長土塀3-24-28)
◆17:00~17:45
公開パフォーマンス
入場無料
会場:きららイベント広場
5月29日tから31日 ベルリン独日協会の日本旅行団皐が金沢を訪れます。
会員の多くの方がお手伝いを申し出て下さり、有り難うございます。会員の皆様を一堂に会しての歓迎会はいたしませんが、三日間様々な計画がなされています。30日は夕方まで、金沢市内を案内いたします。30日、お時間のある方は、9時前に三井ガーデンホテル金沢に来て頂いて、一緒に徒歩で金沢を歩きませんか(楠根)。
29日は駅に小町理事、藤村理事、富山から日南田理事が出迎えに来られ、夕方は奈良宗久先生の指導の下、茶会にベルリンの一行、足立副会長、日南田理事参加した。
上の写真提供は日南田理事
30日は小町理事、寺垣会員、そして楠根名誉会長が金沢市内、特に金沢城、兼六園を周り、21世紀美術館のコースを案内した。夕方、溝延照子ベルリン独日協会理事に案内された、ベルリン日独協会の日本旅行団皐の11人と溝延様の知人の元F1レースの写真家前田ご夫婦、さらには富山からドイツでオペラ歌手として活動されていた澤武紀行様、石川日独協会の小町理事、寺垣会員、足立副会長からドイツ語を学んでおられる中村会員や松田会員も参加され、楽しい歓迎会が開催された。お寿司とバーペキュー、ワインとビールなども潤沢に、会話が弾んだ。圧巻は何と言っても澤武様のドイツ、日本、イタリアの歌でした。それを見て勇気づけられたのか、Annemete
von Vogel様がバラードを朗読し始めた。バラードの内容を解説した後に長いバラードを、諳んじて、ドイツ語で朗読。Vogel様のドイツの朗読を聞いて、ドイツの朗読文化に震えるほどの感動を覚えた。
Vogel様は、今は亡き伝説のゲルマニスト江沢健之助先生の奥様である。七年ほど前にベルリンの学者を10人ほど引き連れて金沢に来られた時に、江沢先生たちと楽しく会食し、また金沢大学の学生とも交流されていました。
眺望の素晴らしい足立邸で、大勢の方を迎えて下さり、おもてなしの準備をなさった足立副会長に、彼らから惜しみない感謝の言葉が送られた。下の写真はその時の様子である。ベルリンの友人たちのお世話をしてくれた、石川日独協会の皆様、有り難うございました(楠根)。
写真提供は楠根。
背景は2020年に再建された金沢城鼠多門、写真提供は寺垣会員。
石川門での集合写真、写真提供は寺垣会員。
31日は松田会員・小町理事が能楽美術館を案内した後、新幹線で富山へ移動。市内電車(環状線)で日枝神社山王まつりを見学し、TOYAMAキラリ(市立図書館等)で一休み。その後、散策をしながら富山市役所展望塔経由に行って富山を一望した。案内は日南田理事。
その後新幹輝きで東京、翌日ドイツに旅立たれた。上記の2枚の写真提供は日南田理事。
Sehr verehrte Gäste aus Berlin, sehen wir uns 2024 in Berli und bis dahin
auf das Wiedersehen! (Kusune)
5月27日北国新聞社の今年度の北国風雪賞、ライン博士顕彰会会長山下恵信氏が受賞される。
石川日独協会もこれまで長く協力してきましたので、嬉しく思います。またこれに関係して、皆様もご承知のように、予定通り手取川周辺が地質学的に重要だということで、世界ジオパークに認定されました。これの最初の切っ掛けになったのはライン博士が化石壁から、ジュラ紀の植物化石を持ち帰ったことでした。それについては石川日独協会の理事になって頂いている北國新聞が今朝伝えていた。
4月21日 2023年 全国日独協会連合総会
3年ぶりに対面で全国日独協会連合総会が開催された。総会では全国日独協会の会員相互の交流ができないので、前日にOAGハウスのドイツ・レストランMahlzeitでの前夜祭が開催された。この前夜祭にも楠根重和名誉会長と足立英彦副会長両名が参加した。ドイツから来られた独日協会連合会の副会長ペーター・マイヤー氏と理事兼ベルリン日独センター事務局長のユーリア・ミュンヒ博士も前夜祭から参加、日本各地の独日協会の方々と親交を深めた。
翌日開催された総会は大森貝塚で有名な大森ある日立製作所の会議室で行われた。日立の会長である東原敏昭会長が日独協会連合会の会長に就任されたので始めて大森で開催された。東原会長挨拶、クラウス・フィーツェ在日ドイツ大使館首席公使、マイヤー氏の挨拶が終了後、議題事項が議論された。中根大使の逝去にともない、八木毅前ドイツ大使が、連合会会長代行に選ばれた。ミュンヒ氏の小講演の後に、各地の協会報告(足立副会長が報告を行う)、独日協会の報告、質疑応答が続いた。議論になったのは金沢宣言を受けて,来年から日独でどの様に発展させたら良いので,多く協会から発言があった。金沢宣言の文章の作成に携わった楠根も具体的な提案を行った。ドイツ日本研究所所長のウェルデンベルガー博士が「時代の転換と日独関係」と題する講演を行った。
総会の様子
石川日独協会の活動報告をする足立副会長
楠根は日本とドイツの今後の交流に関して具体的な提案を行う。
その後ドイツ大使館に移り懇親パーティに参加した。ここでもまた多くの日独の方と親睦を深めた。
足立副会長のドイツ大使館における歓談の様子
真ん中に友人のクラウス・フィーツェ首席公使ご夫妻。
上の写真は大使館での集合写真。この写真でゲッツェドイツ大使の右に八木毅前ドイツ大使、左に独日協会連合会の副会長ペーター・マイヤー氏である。マイヤー氏隣に楠根、ベルリン日独センター事務局長のユーリア・ミュンヒ博士、日独交流振興協会会長大坂靖彦氏
4月22日は分科会が日独協会会議室で行われた。10時から12時までであったが、実際には15時まで続けられて、議題は金沢宣言を受けて、来年のドイツでの総会までにどの様なアプローチを取るべきかについて話し合われた。楠根・足立両名は立場上、これにも参加し、積極的に発言した。他の協会からも支持を受けた。
>4月18日 日独国際フォーラム
早瀬先生から案内が来ています。
4月1日と4月2日 コンサートの案内
輪島忠雄氏が予告していたコンサートの案内です。
石川日独協会はこのコンサートの後援団体の一つです。
コンサート申込みは直接金澤古楽堂にお申し込みをお願いします。
このチェンバロ・コンサートは両日とも完売の盛況でした。初日に伺ったが、50人近い人が参加していた。演奏終了後、グループ写真を撮らせて頂いた。真ん中に立つソプラノ歌手の原様、その後ろにチェンバロ演奏家の杉本様、後ろの列にバロック・バイオリンの演奏者丹沢様。顔はほとんど隠れてしまっているが,今企画された輪島様、それに皆様おなじみの石川日独協会、石川EU協会の方たちである。このアート&クラフト交流館は木造で、15メートルぐらいの高さのあるホールになっていて、反響もとても良い造りになっている。天井はケヤキの板張りのようである。繊細な楽器チェンバロ、バロック・バイオリン、ソプラノの歌を1-2メートルの目の前で聴くことができる音響空間の中で至福の時を持つことができた(楠根)。
ドイツで古楽器(チエンバロ)の製作に11年間挑戦した輪島忠雄氏(白山市在住)による体験談 - ドイツの親方制度
日時 2月7日 18時から20時
場所 しいのき迎賓館セミナールーB
車で来られる方は迎賓館の駐車場をお使い下さい。
この講演はハイブリッドで対面形式とZoomとで行います。
Zoomで入られる方は遅くとも3日前までにお申し込み下さい。
また対面ではコロナ対策のために最大で25名しか受け付けられません。Zoomで入られる方も会場に来られる方も参加の申し込みをが必要です。次のページをクリックして申し込み下さい。
https://forms.gle/hMHqwtko1r7dfB2N7
またZoomで入られる方は講演中に、生活音が入らないようにマイクを消音にして下さい。質疑応答が始まりましたら、前もって質問をチャットに書き込んで入場下さるようにお願いします。できるだけ多くの人に質問の機会を確保するためです。
日本でピアノ製作会社に勤めた後に、ドイツ・バンベルクで11年間、チェンバロ作りのために、徒弟制度に入り,現在白山市にお住まいの輪島忠雄様がドイツの生活について講演して下さいます。
先日、白山市の工房、金澤古楽を訪ねた折に、素晴らしいチェンバロを何台も見せて頂きました。輪島様はバンベルクの工房とタイアップしてチェンバロの製作と販売を行い、かつ様々な音楽活動もなさっています。向こうの親方から十全の信頼を得ていたことなどをお話から窺い知ることができました。今回は講演だけですが、輪島様は様々なチェンバロによる音楽会を今年も計画されています。音楽会などの情報が入りましたら、ホームページで皆様に案内させて頂きます。
石川日独協会と石川EU協会共催で開催した,今回の輪島忠雄様のマイスター制度の話は、それを体験し、耐え、そして親方や競争相手から認められる、それ自体が教養小説(Bildungsroman)です。人間が鍛えられ、しかも人種を超えて認め合う、なかなか大学では得られない話でした。またドイツの徒弟制度が決して閉鎖的なものではなくて、国家的な資格を得られる客観的なものであることが、日本でTraining
on Jobと言わるものとは無関係なものであることが分かりました。4月に開催される白山市河内地区で行われるコンサートには是非ともご参加をお願いします(楠根)。
1月9日(祝日)
ムシュク氏の作品とその人生についての映画(日本語字幕付き)と新年会
皆様、明けましておめでとうございます。
緊急のお知らせ
1月の石川日独協会催し物の案内
日が迫っていますが、お時間のある方は是非ともご参加下さい。
石川日独協会は今年はいろいろな催し物を計画しています。
今年の第一弾として
スイスで一番有名な作家、チューリヒ工科大学の教授の二足のわらじを履き、政治活動を行い、2003年より2005年まではベルリン科学芸術アカデミー総裁、フクシマの原発事故や日本の歴史などに題材を取った小説の発表などで、私たち石川日独協会には知られた存在です。前回金沢に来られたときには、金沢には多くの友人がいると言われていました。それは石川日独協会ができる前から、岡井理事や楠根はAdolf
Muschg氏と個人的な接点があったからです。このムシュク氏の作品とその人生についての映画(日本語字幕付き)を上演することになりました。スイスの映画制作であるErich
Schmid氏が金沢での上演を昨日許可して下さいましたので,皆様にご案内する次第です。映画の終了後、皆様と歓談したいと思います。
日時 1月9日(祝日)14:00-16:00
場所 劇団アンゲルスのスタジオ犀: (金沢市長土塀3-24-28)
映画上演は無料で行うことで使用許可を頂きましたが、上演場所として貸しスタジオを借りること、 また劇団のスタッフの労力もお借りすること、新年会も兼ねてお茶やコーヒに御菓子を食べて、歓談したいので、お茶 ( お菓子付き ) 代 + 会場使用料金分担金として、一人 ¥800 を徴収いたします。
参加申し込みはできる限り 1 月 7 日までに石川日独協会公式メルアドを使用して、名前と電話を書いて申し込んで下さるよう、お願いします。またワクチン照明書(三回以上の接種) も分かる形(アプリか紙媒体)でご持参下されば有り難いです。公式メルアド: ishikawanichidokukyokai@gmail.com
映画を見た感想 (西嶋会長)
ムシュクという作家については行事の案内文に書かれています。そして、映画の予告編は次のサイトで見ることができます。英語の字幕がついています。
https://www.youtube.com/watch?v=lRlvElL03lA
この作品の感想を簡単に述べておくと、他者と接することで、自分を知ることができるということがメッセージだったように思いました。自分というもの(アイデンティティ)は確固としてあるものではなく、他者との出会いによってわかってくるものだし、変化していくものだと理解しました。この作家の作品は手元にありますが、まだ読んだことがありませんでした。この映画観賞会がきっかけとなり、作品を読んでみる気になりました。この映画観賞会を企画してくださった楠根先生、ありがとうございます。そして、会場を貸してくださった岡井さんに感謝申し上げます。(西嶋会長)
この映画は生き方としても非常に学ぶところが多いので、近い将来皆様に再度ご案内する予定です(楠根)。